ドゥハウスを買ったらまずは一本！（その他の住宅もだけど…）

お役立ち

2024.10.09

皆様こんにちは。

10月も中盤に差し掛かり少しずつ肌寒い日が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

今日も今日とて、仕事とスポ少サッカー、たまにアオリイカ釣りにいそしむ工務のフクシマです。

さて少しは工務関係のネタと思い、住宅に限らず様々なヵ所に使われている「ネジ・ビス」に必要な相方、「ドライバー」についてウンチクを。

ドライバーというと一般的に＋（プラス）ドライバーを思い浮かべた方が多いと思います。

一言でドライバーとくくりがありますがその中には、

・プラスドライバー・・・＋形

・マイナスドライバー・・・－形

・HEX、トルクスドライバー・・・5角星形・6角星形

・六角ドライバー・・・六角レンチのドライバー版

・パイルドライバー、キンニクドライバー　etc･･･

といった感じで先端部分の様々な形状の違いが存在し、それに加えて様々なサイズ（0番～4番、mmなど）があります。

他にも精密ドライバーなどの特殊性の強いものもあります。

一般的にはJIS（日本工業規格）でサイズは統一されていますが、中には輸入などで特殊なサイズもあり注意が必要です。

では我々が一般的に使用するドライバー、と言うか我が家に常備すると便利なものはどれでしょうか？

正解は＋及び－ドライバーの2番です。

左より1・2・3番と並んだネジ頭とドライバーです。

プラスドライバーの2番は一般的に家具の組み立て、調整などにもよく使われ、またドゥハウスの使用している建具や住設機器の固定などにも使われているねじのサイズ（M3～M5）に適合します。

マイナスドライバーは以前より出番がかなり減りましたが、ちょっとした部品を外すときや隙間に突っ込んで起こすときなどに大変重宝します。これも2番がおススメです。ちなみに古い住宅（中古住宅）などではコンセントプレートの固定もマイナスが多く今でも見かけます。

特にプラス2番は建具の丁番、引き出し、器具の分解・組み立てなどドゥハウスの中でも大活躍、一家に最初の一本として1本常備されることをおすすめします。

ちなみに番手の違うドライバーを無理やり使用するとねじ頭をなめて（けずって）しまい、そのネジが動かなくなる可能性大です。くれぐれも手元にないからと違う番手を無理やり使用しないように。丁番や金具の調整ができなくなり後々不便ですよ。

※最悪は特殊なネジ外し用のペンチなどで撤去は出来ますが、新たなネジを用意する必要があり結局は手間が増えてしまいます。

ここから少し突っ込んだ話です。

いざ購入しようとホームセンターを訪れると、同じプラスドライバーでも様々な種類があり悩まれると思います。

また安価なセット物（＋・－・キリなどを差し替えて使うタイプ）もあり余計悩みます。

参考に私見ですがアドバイスを。

・まずはプラス2番は単独で良いものを買う。先が黒い硬質の金属の物だとなお良し・・・これは一番よく使うものなので迷わず良いものを。軸は15センチくらいのレギュラーサイズ。

・出来れば次点でマイナスの2番及びプラスの1番サイズを購入・・・家電やおもちゃの電池蓋の脱着などに活躍します。

・上記とは別にセット物も購入しておく・・・あまり必要ないキリや3番サイズはこれで十分です。また災害時の非常持ち出しにも便利です。上記のマイナスがもったいなければ、セット物でも良いと思います。

・安価なものは買わない・・・先が柔らかく、ねじに負けて両方とも傷つけます。本当に弱いものだとマイナスなどは曲がります。

・先が磁石のタイプが便利。でもデメリットも・・・新規にねじ込むネジには便利ですが、調整などの元々設置してあるネジにはあまり関係ありません。むしろ砂鉄や鉄粉などで食いつきが悪くなりなめてしまいやすくなることも。

・グリップは握ってみて力の入れやすい形状・サイズを確かめる。

同じサイズのでもざっとこれだけのグリップ形状があります。

・最初は手回しのドライバーで・・・電動ドライバー又はインパクトドライバーは締め付けや打撃が強すぎて、慣れていないとねじ頭を痛めやすいです。場合によっては強すぎて締めつけ過多になりネジが切れたりめり込んでしまう事も意識したうえで、固い材料に打ち込む・数多くビス・ネジを使うなど用途がはっきりしている場合には電動ドライバー又はインパクトドライバーの購入もおススメします。